―僕が10年以上使い続ける理由と、香りの記憶―
このブログ「BQLife」では、ピックルボールや腰痛改善など、ジャンルにとらわれず「自分に合っているもの」を気ままに紹介しています。
そして今回、突然ですが――香水の話です。
それも、エルメスの香水。(本当に似合ってるのか?って疑ってますよね 笑)
「65歳のオジサンが今さら香水?」と思われるかもしれませんが、今回はどうしてもこの一本を紹介したくて筆をとりました。
出会いは空港の免税店だった
この香水との出会いは、もう10年以上も前。
当時は海外出張が多く、空港の免税店で何気なく手に取ったのが最初でした。
テール ド エルメス(Terre d’Hermès)。
その時から、ずっと僕の“定番”です。海外出張の旅に空港で買っていました。
今はもう出張も減り、ネットで購入していますが、あの頃の旅の記憶と一緒に、この香りは僕の中にずっと残っています。

森の中を歩くような、穏やかで力強い香り
この香水をつけていると、ふと、大地に立っている感覚になります。
森の中、土や木の匂いが混ざり合いながら、遠くで風が吹いているような…
すがすがしく、それでいてどこか芯のあるウッディな香り。
トップノートは、檜(ヒノキ)に似た香りすら感じさせる爽やかさ。
決して強すぎず、でもちゃんと“そこにある”存在感。
この香りが好きな理由は、年齢を重ねた今だからこそ、自然に馴染むからかもしれません。
「じいちゃんの匂い、好き」
この香水については、いくつか思い出があります。
昔、海外のバーでカウンターの女性に「どこの香り?」と聞かれたことがあります。
「そんなに匂うかな?」と焦ったのを覚えていますが、彼女は特に香りに敏感な人だったようで、他の人からはそれほど匂わないと言われました。
そして、なんと彼女は「その香り、私は好き」と言ってくれました。
(別にそれだけでしたが、、)
同席していた日本人の社長さんにも聞かれたので教えたところ、後日「帰りの空港で買ったよ」と言われました(笑)。
また、うれしいのは孫の反応です。
小学生の男の子ですが、僕に会うたびに「じいちゃんのいつもの匂い」と言います。
「好き?」と聞くと、照れながら「うん」と。
この香りは、家族の記憶にもなっているようです。
「香水なんて若い人のもの」──本当にそう?
僕たちの世代には、資生堂のアウスレーゼなど、コロン文化がありました。
でもいつの間にか、「歳を取ってまで香水をつけるのはちょっと…」と遠ざかってしまった人も多いのでは?
けれど、加齢臭対策なんて言う前に、ちゃんと「好きな香り」を身にまとうというのは、決して悪いことじゃないと思うんです。
しかもこのテール ド エルメスは、強すぎない。嫌味がない。
自然に馴染む香りだからこそ、大人の男性にこそ似合う。そう思って、今回記事にしました。
エルメス公式から引用:この香りに込められた意味
2006年、ジャン=クロード・エレナは、人とその起源、創造性の源をつなぐ《テール ドゥ エルメス》を生み出しました。
2016年以降、エルメスの調香師であるクリスティーヌ・ナジェルがこの「大地(テール)」に新しい可能性を探ります。 《テール ドゥ エルメス》が語るのは、大地と人間の絆。両者が交わす密やかな対話は、自然や素材と調和を描きます。《テール ドゥ エルメス》は人とその起源、源流、創造性をつなぐフレグランス。
《テール ドゥ エルメス》が語るのは、大地と人間の絆。両者が交わす密やかな対話は、自然や素材と調和を描きます。《テール ドゥ エルメス》は人とその起源、源流、創造性をつなぐフレグランス。
──エルメス公式サイトより
まさに、大地と調和するような、内側から静かに自信が湧いてくる香りです。
AIが薦める、他の人気香水との比較(※筆者未体験)
実際に私が試したわけではないので、保証はできませんが、AIが「同じような系統として関心がありそうな香水」として以下を薦めてきました。
香り選びの参考までに、リンクとともにご紹介します。
🔹 BVLGARI プールオム
- 香りのタイプ:フレッシュ・シトラス系
- 印象:清潔感があり、軽やかで爽やか。控えめながら品がある。
- 年代:30代〜60代まで幅広く使いやすい
- シーン:ビジネスや日常使いに最適。万人受けタイプ。
- 商品ページ:Amazon リンク
🔹 Dior ソヴァージュ
- 香りのタイプ:スパイシー・アロマティック系
- 印象:大胆で男らしい香り。ややセクシーな印象も。
- 年代:20代〜40代向け中心(香りの主張が強め)
- シーン:夜のお出かけやデート、カジュアル寄りの演出に。
- 商品ページ:Amazon リンク
🔹 CHANEL エゴイスト プラチナム
- 香りのタイプ:ハーバル・フローラル・ウッディ系
- 印象:清潔感と都会的な洗練。少し華やかで知的な雰囲気。
- 年代:30代〜50代向け
- シーン:ビジネス・フォーマルなシーンに映える香り。
- 商品ページ:Amazonリンク
🔹 サンタ・マリア・ノヴェッラ「ポプリ」
- 香りのタイプ:ウッディ・スパイシー系(ハーブ感強め)
- 印象:クラシックで渋く、自然素材の存在感が強い
- 年代:40代以上の大人向け
- シーン:静かな空間や、自分のために香らせる「内向き」な使い方に◎
- 商品ページ:Amazonリンク
結び:もう一度、香りのある人生を
歳を重ねたからこそ、自分に合う香りに出会える。
そして、誰かの記憶に、優しく残る。
**「香りをつける習慣」**をもう一度、始めてみませんか?
BQLifeは、そんなちょっとした「日々を豊かにするきっかけ」を、これからも書いていきます。
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