64歳にして突然始めたピックルボール。
実はもう3週連続でプレイしたのですが、何かと忙しくて放置してあった2週目の動画の編集がようやく完成したのでTiktokとXに合わせてブログも公開します。

毎回、翌朝に身体中が痛くなる64歳の私です。
それでも3週目にして(周りの人は誰もそう思っていませんが)前回よりも上達したのを実感したので、まだまだ続けたいと思います。
ピックルボールの上達に挑戦するだけではなく、ピックルボールで町おこしをしたいと思っている私にとって、いまは全てが挑戦です。
なぜピックルボールで町おこし?
実は町おこしについては、私のオリジナルアイデアではありません。
専用コートを作って町に人を呼ぼうと考えている町はすでにいくつか存在します。
特に栃木県の矢板市やさくら市では専用コートも設置してチカラを入れているようです。
理由1)幅広い年齢層が参加可能なスポーツである
ピックルボールのボールには穴が空いていてスピードが出にくい構造になっているので、お子さんから私のような高齢者でも(なんとかw)プレイが可能という点が、町おこしに向いていると思われる最大の理由です。
もちろん上手い人同士がプレイすればきちんと早い応酬も可能です。
このあたり卓球をイメージしていただけると分かりやすいかもしれません。
卓球選手のプレイと素人の「温泉卓球」ではボールのスピードが全然違いますよね。
しかし「温泉卓球」でも十分楽しめるし、なにより広い年齢層が参加可能です。
ピックルボールも、本格的にプレイをすればもちろんかなりな運動量になりますが、そもそもコートの広さがテニスの4分の1程度なので、動き回る面積はテニスほど広くなく「温泉卓球」的入門レベルから楽しめ、プロレベルまで奥が深いので、参加者に対する包容力は抜群です。
お年寄りもできる運動と言えば例えばゲートボールもありますが、逆に若い人にとっては物足りないのではないでしょうか?
やはり包容力という意味では、どのスポーツよりもピックルボールに軍配があがると思います。
さらに、ルールはかなりシンプルなので(64歳の私ですら覚えられましたから)多くの人は一度プレイすれば覚えられると思います。
敷居が低くて、しかもルールも難しくない上に奥が深いというのがアメリカでも幅広い年齢層に受けている大きな理由だと思います。

私がイメージしているのは「温泉卓球」からプロ卓球まで含む、レベルに合わせて誰でも楽しめるピックルボール大会による町おこしです。
理由2)これから流行るので広い年齢層にアピールできる
上記のように比較的プレイの敷居が低いことに加えて、「これから流行る」という点も広い層に受け入れられるきっかけになり得ると考えています。
これからということは、先駆者が比較的少ないということであり、初心者にとって参加の敷居がより低いということなのではないでしょうか?
実際私もこれからテニスを始めろと言われても、あまりにベテランが多すぎて尻込みしてしまったと思います。
逆にテニスやバトミントン、卓球の経験者でこれからピックルボールに挑戦する人も今後増えると思います。
つまり流行るにつれて、上からも下からも(?)参加者は増えていくので必然的に幅広い年齢層に受け入れられ注目を集めるはずです。
注目度が高く話題になりやすい。

日本ピックルボール協会のサイトはこちら
全てのイベントにとって、時流に乗るというのが告知などのPR活動にとって一番効率的です。
今が、町おこしもピックルボールのような「来ている」社会現象にノッカルのが正解ではないでしょうか?
理由3)傍目からもなんだか楽しそうに見える
ピックルボールでは、ボールのショット(打撃)音が卓球よりも低くテニスよりも高く、かつそのどちらよりも大きい音がするので、傍目からもなんだか楽しそうに見えてアピール度が高いという点も町おこしに向いていると考えてます。
ピックルボールのショット音に一番近い音は、昔ゲームセンターにあった卓上エアホッケーゲームの音かもしれません。
スポーツというよりゲーム的な感覚に訴える音で、「なんか楽しそう」という感じを見ている人に与えるのに十分です。
年齢や体力の問題でどうしても参加できない人にとっても、見ているだけで楽しそうというのは町おこしには大切な要素ではないでしょうか?
実際、私が参加している同好会は埼玉の武道館を借りてプレイしているのですが、となりの弓道場から弓道着を着た中年の女性がわざわざやってきて「これ面白そうなんですけど、何というスポーツですか?」と尋ねて来られました。

理由4)大きな設備投資が必要ない
「え?武道館でやっているの?」と思われた方も多いと思います。
そうなんです。同好会の主催者であるMさんが武道館にある「バトミントンコート」を借りてくださり、そこでプレイをしているんです。
ピックルボールのコートはバトミントンダブルスのコートと全く同じ大きさなので、バトミントンコートがあればそこですぐにプレイができるんです。・
ネットの高さは下から86cm(両端91cm)ということで、そこは「このくらいですかね」といいながら適当なところに紐で結えてしまえばプレイできます(しています)。
上のように自立式のネットも売っているので、こちらを購入するのもありかと思いますが、、
それにしても、上記のサイトでは3月11日現在556個もの評価がついていて「え?もう日本でそんなに売られているの?」と思ったのですが、実際にレビューを見たら、ほとんどがアメリカ国内のものでした。
(やっぱりアメリカではかなり流行っているのですね)
こんなセットも見つけました。
こんなマーカーを置いてとりあえず既存のテニスコートの上でやってみるというのもできそうです。
町おこしという視点から考えると、バトミントンコートの使い回しから始められるというのがとても良い思っています。
まずはそのバトミントンコートでテストマーケ的に実施してみて、次には既存のテニスコートの一部をピックルボール用に使ってみて、さらにプレイ人口が増えたら既存のテニスコートを本格的に改修してピックルボール専用コートを作るか、もしくは新たな土地を割りあてるか、という風にもう既にロードマップもできています。
テニスプレイ人口との見合いになると思いますが、サイズだけで言えばテニスコート一面からピックルボールコートが4面取れるのでより効率的に設備を活かせます。

町おこしをするのにあたって、既存の設備を使い回すスモールスタートから始めて、矢板市のような本格的な全天候型専門コートまで段階的にレベルアップすることができるというのが、リスクマネジメントを真っ先に考える町会議員を含む役場の人々も説得しやすいというのも推進する上では重要な要素になると思います。
(矢板市の立派なピックルボールコートのサイトが更新されておらず、、ちょっと心配ですが)
理由5)個人的な出費も少ない
個人として必要なものについては前回こちらに書いた通りで、多くは必要ないのですが、まずは丸っとこんなセットも見つけてしまいました。
これがあれば、場所さえ確保すれば誰でもすぐにプレイができますね。
とりあえずバトミントンや羽子板形式で、ボールを落とさないように撃ち合うことならどこでもできますよね。
もう一家にワンセットという時代も遠くないと思います。
個人もそうですが、町役場にとっても負担が軽いのは嬉しいはず。
まずはこのセットだけ町の予算で買ってみるというところからスタートできますね。w
理由6)何より健康増進、ストレス発散のために最適
色々書きましたが、私は本気でピックルボールは町おこしに向いていると確信しています。
町会議員にも陳情しています。
しかし単に町おこしのためだけではなく、参加する人たちの健康増進やストレス発散という役割を果たしてくれるピックルボールは町民の長期的な健康維持にも役立つはずです。
人々が当たり前に100歳まで生きる長寿社会では、もう「一町に一つピックルボールコート」しかないですねwww
是非あなたの町でもご検討いただき、進展があればコメントをください。

ChatGPTはネットにアクセスできるがMidはできないのでその差が出ているようです。
このあたりの生成AIの違いが面白いですね
コメント
矢板の全天候型屋外ピックルボールクラブ(?)のオーナーです。サイトがまったくの放置状態でご心配おかけしております。会員数が60名を超えてから新規のメンバーの募集を停止しているのであえて放置しています。
今月末でTOCCHY PICKLEBALL FREAKSは解散し、メンバーが独立して4つの新たなサークルが誕生します。
施設の今後の活かし方については模索中です。ビジネスにするつもりはまったくないので、今まで同様、完全無料で栃木県のピックルボールの普及に貢献できるようなことを考えています。
ご連絡ありがとうございます。
発展的解消ということですね。
私はその後軽井沢ピックルボールクラブに所属しまして(秩父在住ですが問題ないということでしたので)
毎週土曜は参加しています(水曜もあるのですがそちらは不参加で)
軽井沢の体育館でプレイするのですが、佐久や小諸、群馬からも参加者が増え続けています。
いよいよ流行ってきていますね。
栃木でのご活躍を期待しております。