誰にでもお宝名画が掘り出せる!
こんにちは!
みなさんはご自宅に大型のアートを飾りたいと思ったことはありますか?
例えば大きなキャンバスに描かれた、情熱が伝わってくるような直筆の絵画や、美しいシルクスクリーンやリトグラフ。でも、そんなアートって、たいてい手が届かないくらい高価ですよね。
しかし、ここでちょっとBQ的視点を持ってみると、意外とお手頃価格で素敵なアートが手に入るかもしれません。
私が実際に手に入れたお宝名画をご紹介しつつ、手にいれる方法を解説したいと思います。
その方法は、ヤフオク!を利用すること、です。
意外性がないので、なんだ、、と思う人も多いと思いますが、ではそんなあなたは実際にヤフオク!でアートを落札した経験をお持ちですか?
もしお持ちでないならば少しだけ以下を読んで、あなたもトライしてみてはいかがでしょうか?
ヤフオク!の魅力について
私はもう30作品以上の油彩画やリトグラフ、シルクスクリーンなど様々な大型小型のアートを落札しています。しかも信じられないくらい「アフォーダブル(手頃価格)」な金額で。
たとえば、こちらの川村勇という画家の30号絵画。
あまりに安く落札できたので金額を明かすのが憚られるのですが、少し前に話題になった高額シャワーヘッド一つ分よりも安い金額というと大体想像はつくと思います。
F30号というと910mm✖️727mmです。
ちょっと普通の家では邪魔になるくらい大きい絵ですが、どうしても飾りたくなってしまって落札してから飾り場所を模索しましたw
こんな大型名画が、こんな値段で購入できるなんて、、私自身も驚きました。
しかも、安いからという理由ではなく、本当にこの絵に惚れ込んでしまって落札したので、ゲットした時にはひとりで「やった!」と叫んでしまいました。

この絵のタイトルは「遥かなる西よ」。
西方を目指して歩く女性たちがまとうの様々な色と、世界を一色に染めようとする西陽のオレンジが静かに拮抗する世界の中で、長い歴史の風圧に抗いながら逞しく生きてきた女性たちの生きるチカラがイキイキと伝わってきて、私の心を掴んで離しません。
毎日、自宅でこの美しい絵に触れられることは、日常に小さな喜びと豊かさをもたらしてくれます。
多くの人は、川村勇という画家なんて知らないけど、、と思われるでしょう。
それは、川村画伯が画壇から距離を置いて一人独自の道を歩んだ「孤高の画家」と言われる存在であることに起因します。
川村勇画伯(1927年11月14日 – 2013年1月27日)は、日本の洋画家で、主に油彩画を手掛けたアーティストです。独学で絵画を学び、独自の道を歩み「孤高の画家」とも称されました。
画伯の描く絵は巨匠平山郁夫とモチーフが重なるようにも見えますが、よく見ると多くの点で違っています。
一番の違いは、川村画伯の絵では歴史の重みを背負う建造物を描く際に、必ずと言っていいほどそこに人物が描き加えられている点ではないでしょうか?
大きく描かれた街や建造物の麓に、小さくシンプルな色の形状として描かれる人の姿。
その営みは、人々の心情の奥深くを象徴しながら揺れています。
先にお見せした「遥かなる西よ」でも、描かれているのは、ヒジャブを纏ったどこか中東の国の女性隊が、丘を越えて遥かなる夕日に向かって力強く歩む姿です。
それは、長い苦労をものともせず延々と命を繋いできた多くの女性たちのチカラと柔軟な多様性を象徴しているように私には見えます。
そしてこの美しい色の単一性と多様性の拮抗が何度見ても見飽きないこの絵の魅力になっていると私は勝手に思っています。
BQLife=2流ではない
ここで断っておきたいのですが、BQLifeは2流を意味する言葉ではありません。
(こちらにも書いています)
それは世間一般の常識とは違う、もうひとつのオルタナティブな道を意味します。
その意味で、川村画伯はまさにBQの一流画家だと私は思います。
この「私が思う」というのもBQにとって重要なポイントで、先に「趣味性」としてあげたものです。
少し長く川村勇画伯のご紹介をしたのは「オルタナティブ」な画伯の作品と生き方が、自分の「趣味性」に結びついた時に、「アフォーダブル(手頃価格)」が実現するということをお伝えしたかったためです。

ヤフオク!の回し者ではありません!w
最初に申し上げた通り、もしあなたがご自宅の壁をアートで飾りたいとお考えで、そしてそれをなんとかアフォーダブルな価格で手に入れたいとお考えだとしたら、是非ヤフオク!にトライしてみてください。(落札しなければ一円もお金はかかりませんし)
私はヤフオク!とアフィリエイト契約もしていませんのでオススメしても何の得もありません。
ただ、あなたにもBQLifeを楽しんでいただきたいと願うのみです。
ともかくヤフオク!であなたのほしいアートのジャンルを入力してみてください。
そして、誰もが当たり前に評価する名の売れた画家の作品ではなく、あなたが本当に好きになれる画家や絵を探し出して、それを自分が出せる範囲の金額の中で落札できるかどうか挑戦してみることをオススメします。
このオークションというのも、結構ハラハラドキドキのゲーム感覚があって楽しめます。
思った金額で落札できなかったら、めげずにまた次の絵を探してみてください。
次の絵を探す間、スマホで幅広く多くの美術を眺めるだけでも幸せな気持ちになり、ついついトイレで(w)見入ってしまったりします。
絵画が落札できたら、さらにラッキー。
その絵はあなたのものですから、ベッドで一緒に寝ようと、トイレに飾ろうと、誰も文句は言えません。この世にたったひとつのあなたの絵です。
こんな幸せなことは、人生にそう多くは起こりませんw
それこそがBQLife
これこそ「オルタナティブ」で「アフォーダブル」で「趣味性」の高いBQLifeです。
もうひとつの指標である「実用性」についても、インテリアと考えれば点が高いと思われます。
(「BQLifeって?」はこちら)
ここで、もう一点落札した川村勇画伯のこちらの絵をご紹介します。

「今夜あの人わ」(共シールのママ)という作品。
男たちは遠くあの街で飲んだくれているのでしょうか?それとも戦っているのでしょうか?両方でしょうか?
いずれにしろ、その男たちを遠くから想う女性たちの心配と同時に開放感が、軽妙なタッチで描かれています。
私は毎日、写真では再現できない微妙な色使いを観る度に幸せな気持ちになっています。
これこそまさにBGLife的一流の絵だと私は思いますがどうでしょうか?
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